賞味期限切れ・凍結保存倉庫 |
ここは、2004年12月31日に賞味期限が切れてしまいましたが、役に立つ貴重な情報がありますので、凍結保存されています。 腹痛、下痢などを起こさないように、電子レンジで加熱殺菌してからお召し上がり下さい。
ところで、この後は訓練を実施されているのでしょうか? |
訓練の状況、結果は、岩国市が発行している広報誌で取り上げられると思いますし、市内のCATV局なども取材にきていましたので報道発表があると思いますが、当り障りのない通り一遍の内容になると思いますので、実際に参加して、見たこと、聞いたこと、感じたことを、ありのままお伝えしておきます。
2003年11月2日に、岩国市震災応急対策訓練が実施され、自治会から参加するようにと指示がありましたので、参加しました。
写真は沢山撮ってきましたが、誰だかが判るような顔が大きく写っている写真は割愛しました。
訓練の様子
バケツリレーでの消火訓練。
戦時中の事を思い出しました。
バケツリレーでの消火訓練。
消火器での消火訓練。
消火器での消火訓練。
ハシゴを掛けての救出訓練。
左の、窓から体を乗り出した女性は、消防士2人に抱きかかえられて無事に救出。
次に、その右の窓に手だけ見える人の救出。
消防士が窓を開けてみたら、なんと、大柄の男性が・・・・
あの大柄の男性をどのようにして連れ出すのかなとワクワクして見ていたら、その男性は、自分でハシゴを降りてきました。
皆さん、救出されるのを待つのではなく、自己責任で脱出することを心がけましょう。
また、肥満体の人は、救助してもらいたかったらダイエットに励むか、ダイエットしても効果のないと自覚している人は、自分でハシゴを降りる訓練を日頃からしておきましょう。
大傑作だったのは、本部席近くのマイクが裏声を拾ったものと思いますが、「あんな大きな男がはいっていたのか・・・・」と、内緒話が拡声器を通して放送され、私の周辺の皆さんもシラ~~~。その後は、臍がお茶を沸かして大笑い。
無事に脱出した部屋の窓は開いていますが、他の部屋は確認しないで救助は完了。
バスによる避難者移送訓練。
下の写真のバスは、避難者を移送するためにと準備されたバスです。
訓練も一区切りして、次は何の訓練だろうかと話しているうちに、何の前触れもなくバスの待機所からバスが走り始めました。
走り始めたバスは何に使うのかなと思って本部席の様子をみていると、本部席から「避難者を移送するために、これからバスを依頼する」との説明。
バスを依頼しようかという段階では、すでにバスは走り始めていました。
その時は周りの皆んなで大笑いしましたが、笑った皆さんは反省して下さい。
実際の震災の時、バスが要請を予知して先に行動を始める・・・これが被害を少なくすることに繋がり、非常に有難いことです。
被災した建物は解体して撤収。
閉会式で開会???
訓練も終わりに近づき、放送で、これから開会式があると聞いたのは私だけではなかったですね。
本日の訓練は、あまりにも緊迫感が無かったので、もう一度やり直しかな???と思って、周りの人たちと顔を見合わせました。
緊急事態では慌てるとは思いますが、放送用の原稿の順番を間違えないようにしないと参加者は力抜けします。
本番の震災に備えて、前もって、原稿を整理しておきましょう!!
放送した方が若い女性の方だったので、コメントはこれくらいに。
訓練に参加して
私の抱いた感想としては、
全く緊迫感がない。しかし、面白くて、楽しく、滑稽な訓練でした。
「岩国市震災応急対策訓練」・・・この応急の文字を緊急や非常に変更しても同じように緊迫感はないのでしょうか?
これまで、テレビで各地の訓練の様子を見てきましたが、緊迫感もあり、これなら安心だなと思っていました。
テレビとかは、良い所だけを抜き出して編集しますので・・・
余談ですが参考までに。
今年6月に旅行した時、新大阪の駅前で某民放テレビ局の取材の様子を見ました。
ちょうど台風が大阪方面へ来る直前のこと。
台風の強風でオバサンが転ぶ場面を、何度も何度も練習を繰り返して撮影していました。
事前にニュース映像の先行撮影という方法もあるのですね。
(この時の場面は、帰宅してから某テレビ局のニュースで実際に見ましたよ!!練習していたオバサンが出演していました。出演料はいかほどだったのか?)
ここに掲載した写真は、出来る限り緊迫感のあるものを選んだつもりですが、説明は「事実+皮肉」の混合です。
当日は、CATVの方も取材されていましたので、皆さんは、テレビで「編集された後の映像」をご覧になり、ご安心下さい。
ついでに、本当かどうか判りませんが、新幹線の新岩国駅の近くには活断層があると聞いたような気がします。
事実か否かはご自分で確かめて頂くとして、日頃から、周到な準備は怠らないようにしましょう。
最後に、私は自治会からの指示で行きましたが、行くまで何の役目かが判らないまま。
消火訓練もあるだろうから、学校や会社での訓練を思い出してワクワク。
久しぶりにホースの筒先を持てると思って、テントの周りを歩いていたらテントの中から声が掛かり、負傷者の役とのこと。
訓練開始前に、担当者から「13時50分頃にエアーテントが設営されるので、その時には、負傷の程度を書いたものを首に掛けて集まるように」と指示。
待っても待っても何の連絡が無く、
そのうち担当者から「成り行きにまかせます」との連絡。
結局、何もしないうちに終わってしまいました。
しかし、何もしていないのに、終わる前には、300円で売っているゴミ袋をお土産に頂き感謝感激。
岩国市は新聞紙上を賑やかすほどの財政難とのこと。・・・米軍岩国基地の甘い飴は行方不明か?
このような非常事態を想定した訓練ですから、無駄な費用を使うのは今後やめませんか?
まさか、このような訓練で、岩国市の当局者などへも、公休出勤手当などは出ていない筈ですから、参加する市民の方も無償で良いはずです。(但し、参加された幼稚園の子供さんにはお土産は必要ですよ)
災害は忘れた頃にやってきます
随分と余分な事を書きましたが、災害は何時やってくるかは判りません。
日頃からの備えを怠り無く。